故郷から自分を知る(浜松)

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起業後、332日目。

今日は、浜松について。

Haloの企業理念や価値観について考える際に、
「なぜ自分はそのように考えるのか」ということばかり掘り下げていた。

自分の価値観を構成する要素は、多岐に渡る。
親/兄弟/親戚/学生時代の友達/教師/本/前職の方々/旅行先で知り合った方々 など、

中でも、小さい頃に会った人や体験が、深く影響していることに気づいた。
加えて、明確に名前の思い出せる特定の誰かだけでなく、
実は、その地域や集団の中に存在する雰囲気や風土の影響を受けていることに気づいた。

僕の故郷は、現在の静岡県浜松市北区というところだ。
(昔は、引佐郡細江町という名前だったが、数年前、浜松市に合併された)
ざっくり場所を説明すると、静岡県西武の浜名湖の上の方だ。

最近になってその偉大さを知ったが、
浜松は、世界的な起業家を多数輩出した町である。

例えば、

・TOYOTAの豊田佐吉さん
・HONDAの本田宗一郎さん
・YAMAHAの山葉寅楠さん
KAWAIの河合小市さん
・SUZUKIの鈴木道雄さん

など枚挙に暇がない。

それぞれの会社や人において異なるものの、
浜松共通の風土として、以下のようなものがある。

1.勤勉
2.独立独歩
3.よそ者を受け入れる
4.やらまいか精神(「とにかく新しいことをやってみよう」と前向きに団結を呼びかける精神)
5.ベンチャーに対するファイナンス支援
6.過激な競争
7.スピンアウトを促す
8.理論や通説から外れる

思い返せば、小学校のクラスにおけるスローガンが、「やらまいか」だったり、
「夏休みの友」(夏休みの宿題集みたいなもの)に本田宗一郎さんの伝記が載っていたり、
中学校の朝の時間が、「黙読の時間」(ひたすら黙って自分の好きな本を読む時間)だったり、
ときに、問題のフレームワークを越えた回答を出したときに、しっかり評価してくれた教師がいたり、
うちの床屋に来るお客さんに「○○をスピンアウトして、会社作りました」みたいな人がいたり、

「知らず知らずのうちに、その風土に影響を受けたかもしれない」と
思い至るエピソードが多数ある。

「多分、気のせいだろう」と思える微妙なモノももちろんあるが、
多くの風土が、自分の価値観にかぶっている気がしてならない。

これらの影響を受けていることを知ったのは、浜松から東京に出てきた後であり、
さらに言えば、自分で起業してみてからの話だ。
他と比較してみたり、自分で経験してみないと、
自分や自分の故郷のことはよく分からないのものだな、と思った。

だとすると、日本人である自分の特徴や価値観も、
たくさん海外に行ってみないと分からないのだろう。

起業家育成セミナー(クラリスの会)で多数の経営者にお会いして分かったが、
皆さん、己を知る方々だった。知るのレベルが深い。

そして、この「己を知る」レベルが、
理念・価値観・ビジョン・役割分担などの力強さに反映される。

加えて、己の価値観や意見のないペラペラな人とディスカッションしても、
大して実りがないことに気づきつつある。

最後に、「自分の感じ方や考えに、どのようなフィルター(経験や価値観)がかかっているのか」
把握できていない人間は、本当の意味で相手の意見を受け入れ、理解することも、
まして、統合することもできないのではないか、と思っている。

よって、

「もっと時間と空間を超えて、色々見聞きして、自分を知らないといけない」
という思いを深くした。

あと、他の社員に関しても、海外視察に行かせてあげたり、
他企業へ出向させてあげたりした方が良いと思った。

こういう「緊急じゃないけど、重要なこと」へも資源を投下していきたい。

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