5年目の成果(2012年6月)と競争戦略

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起業後、1329日目。

今日は、5年目(2012年6月)の成果について。

おかげさまで、2012年も大きく伸びている。
以下、創業時からの粗利推移。

2012年、年間で前年対比300%以上の伸びを想定している。

ユーザー様、広告主様、代理店様、他みなさまへ厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございます。

最近、銀行や人材紹介会社の方とよくお話しするようになった。
そして、ことあるごとに、「本当に変な会社ですね」と言われる。

例えば、以下。

・理念経営を行っていること。
・早くから、理念やバリューを明文化していること。
・早くから、外国人採用を開始していること。
・社員数の倍以上、インターン学生がいること。
・インターン学生は、長期雇用の上、給与を支払い、戦力化していること。
・決まった出社時間や勤務場所がないこと。
・いわゆる「サラリーマン文化」に違和感を感じ、第3の道を探っていること。
・フリーやノマドワーカーの方の「孤独感」に着目し、仲間にしようとすること。
・歴史・仕組み・働く方々の違いについてリスペクトの上、大企業との取引が多いこと。
・「お客様=神様」ではなく、目的や課題を共有する「パートナー」だと思ってること。
・同様に、会社と社員の関係も、「パートナー」だと思っていること。
・色々な事業やサービスを立ち上げ、常に変化していること。
・そこそこうまくいってることを、突然、やめることがあること。
・出資は受けず、融資にこだわっていること。100%自己資本であること。
・ミーティングは、基本、週1回しかないこと。
・みんなでランチし、飲みながら、重要なことも決めてしまうこと。
・同業他社に比べ、朝は遅く、夜は早く帰ること。
・年末年始は、10連休あること。
・仕事とプライベート(遊び)がゴチャゴチャなこと。
・戦術レベルで、各役員が別の方針を出しているが、なぜか機能していること。
・弱みを克服するよりも、強みを活かすことに重きを置いていること。
・無駄話が多いこと。無駄話から生まれる「思いつき」を実行すること。
・迷ったら、ワクワクするか、カッコ良いと思うことを選ぶこと。
・自由と共に、責任を愛すること。責任は負わされるのではなく、自ら負うこと。
・PRは、スレスレなやんちゃラインをつくこと。怒られたら、速やかに謝罪すること。
・社員の出戻りが多いこと。

ストーリーとしての競争戦略」(楠木)という本において、
著者は、競争戦略の本質を「違いをつくって、つなげること」だと語っている。

個々の違いのうちいくつかは、単独で見ると「でたらめ(不合理)」なんだけど、
それぞれの違いが有機的につながり、連続した物語になったとき、全体として機能するというものだ。

こういう企業を競合他社は「マネしようと思っても、マネできない」。なぜなら、部分的に違いをマネしても、全体として機能しなければ、逆に痛手を負うからだ。さらに言えば、個々の違いに着目する限り、マネする合理的な理由が見いだせないから、そもそもマネしようと思わない。

最後に、

本書を引用して「競争戦略」を語っておきながら、恐縮ではあるが、

そもそも僕は、競争するつもりがない。

企業の目的=ゴール(理念)からして違うわけだから、本質的には「競争にならない」はずである。「同じような目的を持って、程度の差を競う企業」にはなりたくない。

以上、HALOにご興味をお持ちの方は、
是非、ご応募ください!

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