2016年振り返り②(タバコをやめたきっかけ)

Pocket

起業後、3013日目。

2016年5月1日、成田空港のサンフランシスコ行きラウンジで、
21才から16年間 吸い続けたタバコを、僕は辞めました。

それまで毎日、平均1箱半のセブン・スターを吸ってきましたが、
この日をさかいに、1口たりとも吸ってません。

禁煙動機は、2つありました。

1:大事なMTG中でも、タバコが吸いたくなって、キリあげたくなる。
2:同じ理由で、6時間以上のフライトに耐えられなかった。遠出できない。

こんな風に書くと、まるで薬物中毒のようですが、正直あまり変わらないと思います。
16年間で染みついた、習慣依存と物質(ニコチン)依存の両方でした。

ではなぜ、このタイミングでやめたのか。

その頃、僕は自社アプリを売却しようと動いていて、次の事業構想を練っている最中でした。そして、古巣のオプト(ホールディング)の社長である鉢嶺さんとお会いして、こんな話をされました。

「矢野くん、日本のマーケットは小さいよ。日本語圏と中国語圏と英語圏の人口と市場の大きさは、おおよそ、1:10:20。最初から、英語圏または英語ファーストで事業をはじめた方が良いんじゃないかな?」

たしかに!

1月〜、株をきっかけに世界経済を勉強してたので、「ああ、たしかに日本だけ見てちゃダメだ」と思いました。特に、「世界経済インデックス」という世界分散投資の投資信託を購入してからは、アメリカの世界経済に及ぼす影響力ハンパねーなと思い続けてました。

しかしアメリカと云っても、僕が行ったことがあるのは、グァムとハワイだけ(ギリ6時間圏内)。「これで、アメリカに行ったことがあると言って良いのか?」疑問でした。日本に例えると、「熱海と沖縄に行きました」だろうと。

でも、アメリカ本土って、6時間じゃ絶対着かないよね。。

ちょうどその頃、久々に、元インターンだった吉永さんからFacebookで連絡をもらいました。「サマーインターンでどこに行くか?」「さらに、卒業後の進路をどうするか?」少し悩んでいると言うのです。

吉永さんは、スタンフォード大学の大学院に通う才女で、行動力もものすごくあり、しかも人たらし(良い意味)という、僕にとってメジャーリーガーのような学生でした。

http://saisaikenbi.com/archives/megumi_yoshinaga/

そんな彼女が、「ハロのインターンは楽しかったし、矢野さんの考え方には共感&賛同できる点が多い」と言うのです。もしかして、「新しいグローバル人材紹介事業を、いっしょにやってくれるかもしれない」と思い、「オレ、そっち(スタンフォード大学)行くわ!」とメッセで伝えてました(笑)。

そんなこんなで、アメリカ西海岸へ行くことを決めたのですが、フライトは9時間以上かかります。だから、このタイミングでタバコを辞めたのです。

今、禁煙256日目です。

「なぜ、タバコをやめられたのか?」と問われたら、「知りたいことを知りに行くこと、会いたい人に会いに行くことを、タバコ以上に我慢できなかったから」と僕は答えます。

Pocket

Posted in 未分類 | Leave a comment

2016年振り返り①(株式投資と世界経済の勉強をはじめました)

Pocket

起業後、3011日目。

今日は、2016年の振り返りについて。

昨年の年始から、株式投資と世界経済の勉強をはじめました。

■なぜ、はじめたか

ハロの資金調達は、 融資(借金)オンリーでやってきました。理由は、「出資を受けると、色んな人がやんや言ってきて、不自由&ストレスにまみれる」負のイメージしかなかったからです。

また、「自分自身が、出資を受けたり、出資をした経験がないので、それが理屈では分かっても体では分からない。にも関わらず、出資を受ける=後戻りできない意志決定であること」に対する恐怖がありました。

「やっぱナシナシ!ごめんなさい!間違えました。出資はなかったことにしてください」と容易に覆せないって、恐ろしくないですか?

そして、「どれぐらい、出資者の期待に応えれば良いのか?」程度が 分からなかったのが、何より怖かったです。なぜなら、自分はもちろん、身近にも経験者が少ないから。

多くの人は、学生&会社員時代に借金の経験はある(クレジットカードも借金です)と思いますが、出資って経験ないですよね?

過去、ベンチャー投資に閑古鳥が鳴いている時代もあれば、「これバブルじゃない?」と思うほど活況だった時代もありました。「◯社が◯億円、出資を受けて調達した!」と聞いて、その会社じゃない外野の人達も盛り上がっていましたが、不思議に思ってました。デメリットやリスクもきっとあるのに、と。

一方で、「1億円借金しました!」と言うと、「おめでとう!」より「大丈夫?」と心配されることが多かったです。これは、出資と融資について知っている情報や経験が、融資(借金)の方に極端に偏ってるからだと思います。

以上、出資受ける=「よく分かんないけど怖い」というのが長らく、僕の認識でした。しかし、気になる資金調達方法ではあり続けました。そもそも、ハロは「株式」会社ですし、資本主義経済の中で経営してるので、不勉強なことには自覚がありました。

そしてついに今年、「まずは自分が他社に出資してみよう。そしたら、出資受けた場合の疑似体験ができるかもしれない」と思って、株式投資をはじめました。

■結果、学んだこと

まずは上場株式投資から。よく分からないので、「今年の株式市場はこうなりますよ。特に有望なのは、この企業&銘柄です!」みたいな予測本&雑誌みたいなものをたくさん買って、読み込みました。年始は特に、たくさん特集が組まれます。かれこれ、10冊くらい読みました。

結果、年始から上がると予測されていた企業の株が、下がる下がる。どこまでも(笑)。どの業界・会社が、というより、日本の主要な企業の株価が全体的にガンガン下がりました。予測本&雑誌に登場してたアナリストの中で「予測が当たった人、一人もいなくない?」というありさまでした。

そして、下がった後に色んな人がもっともらしく、自分は知ってた体で、下がった理由や背景を説明するのです。ちょっとあなた達!それ後付けでしょう(笑)「これは誰も信用できないな。特に、証券会社と出版社、場合によっては日本政府も全員営業マンだ」と思いました。(厚生年金と国民年金の年金積立金を管理・運用するGPIFは、全体ポートフォリオにおける国内株式の比率を12%から25%へ引き上げました)

これはすごく良い経験でした。第一に、株式投資においては、なるべく一次情報に当たるべきだと早めに学べたからです。結果、世界経済に関するニュースや記事を幅広くチェックする習慣がつきました。

例えば、米国の株式市場と日本の株式市場はある程度、比例関係にあるので、アメリカの株式市場は注視する必要があります。他、中国株式市場と原油価格は、日本株に影響を与えやすい、など。あまり多くを語ると、僕も証券アナリストのようにウソつきになるのでこの辺で(笑)。

株をやっていなければ、原油価格に影響を与えるOPECの合意内容とか、気にならなかったと思います。僕がガソリンスタンドを経営してたり、石油ショックみたいな日常に目に見えて影響がある社会現象でも起きない限りは。

そして何より、「ああ、ほとんどの投資って外れるんだな〜」っていう、良い感じの脱力観も獲得できました。これでようやくなんとなく、出資をする側の気持ちも分かった気がしたので、知り合いの未上場のベンチャー企業に2社、少額出資させて頂きました。

過度な期待はありません。
社長本人または会社の理念に共感して、応援しています。

だって、どのアナリストも上場企業の株価を当てることができないんですよ。日本政府が泣いて叫んでも、株価は下がる時は下がるし、円高(円安)になってほしくなくても円高(円安)になるし、実に予測不可能&アンコントローラブルです。

まして、彼らは未上場で、新規性の高い事業を立ち上げてる訳ですから、あまり無茶を言ってはいけません。もしも、アンコントローラブルなことを強引にコントロールしようとすれば、必ず歪みが生じます。その歪みの代償は、だれかが必ず払うことになります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
神よ

変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。
変えることのできないものについては、それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ。

そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。

ーアメリカの神学者、ニーバーの祈り
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

どうやら必要以上に、僕は責任感を感じすぎていたように思います。

僕もそうですが、出資を受けて苦しんでいる友人たちも。

Pocket

Posted in 未分類 | Leave a comment

英語の勉強をはじめました

Pocket

起業後、2992日目。

グローバル人材紹介事業を展開するので、
本格的に英語の勉強をはじめました。

10月1日から勉強を開始し、あと少しで3ヶ月になります。

20年近く前の話になりますが、受験英語はよくできる方でした。しかし長いこと、英語が口をついて出てきません。会話では役に立たないのです。狂おしいほどに。

脳みその奥底で、多くの語彙や文法が埃をかぶったままだったので、
古本屋の店主のように、毎日埃を払いました。復習です。

そして、オンライン英会話のレアジョブに取り組んでいます。
講師は、全員フィリピン人女性。最近の悩みは、イテてる自己紹介ができないこと。

典型的な受験英語野郎の僕は、

I am Takashi Yano(名前)→I am 37 years old(年齢)→ I live in Shibuya, Tokyo.(住んでるところ)からの、I love reading books & cooking(趣味)で、finishしてしまいます。

わ〜!なんてつまんない日本人の男なんだ。。。レアジョブの英会話講師(女子)たちの退屈な様子が、Skypeを通じて、海を越えて、伝わってきます。

寒々しい空気に耐えられないので、「That’s all (以上)!」と僕は言い放ち、次の話題へ逃げる日々が続きました。

しかしついに今日、イケてる自己紹介を見つけました。

アメリカ出身の作家ロジャー・パルバースさんが翻訳した宮沢賢治の詩です。
美しくて、味わい深くて、日本人らしくて、とても気に入っています。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
雨にも負けず 風にも負けず
Strong in the rain Strong in the wind

雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫な体を持ち
Strong against the summer heat and snow He is healthy and robust

欲はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている
Free from desire He never loses his temper Nor the quiet smile on his lips

一日に玄米四号と 味噌と少しの野菜を食べ
He eats 4 go of unpolished rice Miso and a few vegetables a day

あらゆることを 自分を勘定に入れずに
He does not consider himself In what ever occurs… his understanding

よく見聞きし分かり そして忘れず
Comes from observation and experience And he never loses sight of things

野原の松の林の陰の 小さな藁ぶきの小屋にいて
He lives in a little thatched-roof hut In a field in the shadows of a pine tree grove

東に病気の子供あれば 行って看病してやり
If there is a sick child in the east He goes there to nurse the child

西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い
If there is a tired mother in the west He goes to her and carries her sheaves

南に死にそうな人あれば 行って怖がらなくても良いと言い
If someone is near death in the south He goes and says, ‘Don’t be afraid’

北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろと言い
If there are strife and lawsuits in the north He demands that the people put an end to their pettiness

日照りのときは涙を流し 寒さの夏はオロオロ歩き
He weeps at the time of drought He plods about at a loss during the cold summer

みんなにでくの坊と呼ばれ 褒められもせず
Everybody calls him Blockhead No one sings his praises

気にもされず
Or takes him to heart

そういう者に 私はなりたい
That is the kind of person I want to be
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

フィリピンも台風が多く、稲作が盛んな島国だと聞いてます。

I want to be fluent in English like you.

Pocket

Posted in 未分類 | Leave a comment

人材紹介免許を取得しました

Pocket

起業後、2990日目(790日ぶりのブログ更新)

ついに、人材紹介免許を取得しました。

今年に入って、主要なスマホアプリ事業を売却。
人材紹介免許を取得するために、準備・手続きを進めてきました。

(株)MTIグループへ「もぐたんのダイエット記録」を事業譲渡 (株)ハロ、グローバル人材紹介事業へ転換

そして今月、厚生労働大臣から正式に許可を頂きました♪

僕のFacebookを見て、「この人、株と英語しかやってないんじゃないか!?」と思っていた皆さま、誤解です。「人材紹介免許の申請から取得まで、広報・営業に類する情報公開をしてはならない」というルールがあるのです。

たしかに、時間はありました。その間、経済と英語、そして「無理をしない生き方」を学んでいました。無理をしない生き方?

実は、ブログ更新の途絶えた790日間、色々うまくいかず、借金の重圧もあり、ストレスで死にそうでした。自分が抱える課題や葛藤を言語化するのは得意な方だと思うのですが、どうにもこうにも客観視できない日々が続きました。

特効薬があるならさっさと飲みたかったのですが、回復にはひたすら長い時間を要しました。とても苦しい時間でした。

しかしある時、気がついたのです。この「苦(にが)さ」は、ギャップの味だと。理想と現実のギャップの味。しばらくは現実の方を呪いましたが、やがて理想の方に問題があると思い至りました。正確に言えば、理想の持ち方に。

「こうなったら良いな♪」という願いはいつのまにか「〜ねばならない。〜すべき」という義務・規律に変わっていたのです。時間、労力、お金をかけて物事に取り組んでいると、「〜ねば」「〜べき」がまとわりついてきます。

周りの人達は、意思が強いとか、責任感があるなど、そんなストイックとも言える姿勢を評価してくれることもありました。しかし、これが真綿のように僕を絞め上げました。褒められながら、締められる。ホラーですね(笑)。

僕に限らず、現実や未来、そして周りの人をコントロールすることは大部分不可能なので、「硬直的な理想を抱える人」が苦しむ確率は高いと思います。「当面の理想を持つこと」は良いことです。しかし、それを頑なに変えなかったり、義務や規律として抱え込んでしまうと、先々苦しみます。

世の中には多くの「べき論」がありますが、過労死するまで働いたり、精神を病んでまで働いたりすることは、本末転倒です。 そこまで行かなくても、その昔は有効だった「べき論」の耐用年数が過ぎているために、苦しむこともあります。親や学校の教育に反発していたはずなのに、テンパると、なぜか同じOSで駆動してフリーズする経験もしました。

思えば、我々が昔から美徳としてきたあらゆるもの(例えば「男らしさ」「女らしさ」「老人らしさ」など)に揺らぎが生じています。特に僕の関心が強いのは、「働くことに関する揺らぎ」です。

労働人口の急激な減少、グローバリズム(反動としての反グローバリズム)の進展、ロボット(人工知能含む)のさらなる活用など、少なくとも外部環境はめちゃくちゃ変わりつつあります。

多くの人から長いこと「良し」とされてきた「べき論」の多くは、現実との間に大きなギャップを生み、さまざまな悲劇や混乱を生むだろうと予測します。雇用される側でも、雇用する側でも。

頑固さが生んだ僕の苦い経験を生かして、双方を理解するよう努め、その人や会社が変化し、適応していくことに寄り添えるエージェントになれたら良いなと願っています。

関連して、教育(学校教育含む)もだいぶ耐用年数を過ぎてるのでアップデートの手伝いがしたいし、勉強中の英語をなる早で仕上げて、国際間の労働観ギャップ解消も手伝いたいです。素人ではありますが、その分、業界の常識=「べき」論に毒されていないので、「こうだったら良いな♪」が無邪気に繰り出せます。

これからゼロから営業したり、人を集めたり、
ずいぶん前に見たことのある、懐かしい光景。。

デジャヴ? いや、 夢の続きです。

起業9年目の新人を、どうぞよろしくお願いします!

Pocket

Posted in 未分類 | Leave a comment

HALOスタイル刷新

Pocket

起業後、2200日目。

今日は、HALOスタイルの刷新について。

ミッション刷新に伴い、スタイルも刷新したので、報告。

スタイルとは、「ミッションを実現するために全社員で大切にすべき価値観や言動」
をまとめたもの。(会社によっては、行動規範と呼んだり、バリューと呼んだりする)

以下、HALOの新スタイル。


1:バカは地球を変える 愛は地球を救う

「バカ」とは、「クレイジー」のこと。アホではない。本当は 、「キチガイは地球を変える」にしたかったのだが、「キチガイ」は放送禁止用語らしいので、バカにした。ワレワレの周りでは、「アイツはバカだな〜」「ヤツは頭がおかしい」「あの子はイっちゃってる」などは、「常識・慣習を疑い、自らの頭で考えて行動し、変化を起こすイケてる御方」という意味の褒め言葉として使われている。リスペクトの対象だ。モテる。

HALOは、他社が取り組むような普通の目的・目標・アプリには興味がない。他人からバカにされ、失敗する恐怖を感じても、バカだからチャレンジしちゃう。結果、そういう人が偉業を成し遂げる。でもただのクレイジーで、マッドサイエンティストやカルトになっちゃうと本末転倒なので、愛をもって取り組む。伊勢くんが元日テレということもあり、24時間テレビから拝借した。

2: フロー状態の中で遊ぼう

フロー状態とは、何かに没頭&夢中になり、時間や自分という感覚が飛んだ状態。チクセント・ミハイさんが定義&広めている。自分の能力が発揮されやすい&それ自体が楽しく幸せなので、 会社組織でありながらこの状態を最大化する。HALO主催の15時間耐久ハッカソンも「フロー状態を楽しむ」が基本コンセプト。「遊ぼう」は、20世紀型の「努力・根性」論に対するアンチテーゼ。「努力・根性」を前面に出して「頑張った」会社や人でエクセレントになった人を僕は知らないので、「遊ぼう」。

3:オール3より、1つの5

平均的になんでもそつなくこなせる人材よりも、何かがダメだけど、何かが突出している人材を尊び、許し、イジることを楽しむ。採用&育成方針。

コレも20世紀型の教育&育成方針に対するアンチテーゼ。右に倣えの単純労働では、「なんでもそつなくこなせる人」が重宝されたけど、もう終わってると思う。海外に視察に行ったり、海外で仕事してみて痛感した。 そういう人は世界中にたくさんいるので、もっと安い賃金で仕事を奪われるだろう。そして、「弱みの克服」は無駄だと思う。これまで、色んな人の弱みを潰そうとしたり、自らの弱みも克服しようとしたことがあったが、ほぼ徒労に終わっている。だから、弱みではなく強みに着目して、伸ばす。とんでもなくダメなところがあったら、それはその人の個性であり、愛嬌だ。なお、「僕は学校の成績オール5でした」という人はたくさんいるので、そういう「5」ではないことを補足しておく。

4:情報と感情はフルオープン 愚かなルールは排除

根底にあるのは、仲間になった人たちに対する絶大なる信頼。軍隊や大企業では、しばしば社員に対して情報操作と感情操作を行うが、コレはとても失礼な話だ。コミュニケーションコストがとてつもなく大きくなり、イノベーションも生まれにくくなる。

また、世の中には不信をベースに作られる「愚かなルール」がたくさんある。みんな良い大人なのに、出社時間が一律に決まっていたり、服装や髪型に制限があったり、やたらめったら進捗管理があったり、これらは大体「愚かな人向けの愚かなルール」だ。  進学校と2流&3流校の校風や校則を比較しても、一目瞭然だ。「バイトしちゃダメ」とか「スカートの丈は膝上◯センチ」とか「徒歩で通学」とかうるさいことばっかり。「こういうルールがないと、君たちはどうせろくでもないことしちゃうでしょ?」という不信をベースに作られている。対して、進学校の校風は、大抵「自由」である。どっちが嬉しい&社員は活き活きと仕事に取り組むだろうか?後者だろう。

5:こだわりのないプロダクトは宇宙のゴミ

昨今は、なんでかんでもコモディティ化されて、価格&スピード勝負になる。ネット業界では特に、ヒットの兆しが見えた瞬間に、あらゆる会社がアイディアやサービスをパクってくる。 大きな資本&豊富な人員をもって、全力&速攻でパクされると、ものすごい脅威だ。で、唯一対抗できる武器は何かと言うと、「こだわり」以外にない。

「こだわり」は、ゴリアテに立ち向かうダビデが投げる石より強力だ。「アイツらは、頭がおかしい」と思われるくらい、細部にこだわる。「細部に神は宿る」と言ってるニール・サイモンの映画は秀逸なので、観てほしい。昔の映画で、モノクロ&予算もそんなにかかってないと思うのだが、細部に至るまでのこだわりがハンパないので、とても面白い。当時からそうだったと思うが、21世紀では、こだわりのないプロダクトはすべてゴミだ。何より、こだわった方が楽しいだろう。毎日テキトーに仕事して、さっさと9時5時で帰って、何がそんなに楽しいことが待ってると言うのか。僕は大学4年の時に留年して、膨大な時間(ヒマ)を味わったことがあるが、とんでもなく辛かったw

以上が、HALOの新スタイル。

最後に、上記のスタイルが「とてもレベルが高いスタイル」 であることは、僕も重々承知している。なので、最後に救いを用意している。

“これでダメならしょうがない。人間だもの”

以上のミッション&スタイルをやりきった上で、新規アプリが泣かず飛ばすに終わるとか、会社が倒産したりしたら、それはもう「しょうがない」のである。

宇宙人格を持ち、宇宙人レベルの視点と能力を求めるとは言え、
ぶっちゃけ、みんな僕も含めて、人間である。

その点、相田みつをさんは慧眼だ。多くのことを「人間だもの」で片付ける。
飲食店のトイレなんかで、彼の詩を見て癒されることが多かったので、そこから拝借した。なんでもかんでも「努力・根性でなんとかなる」というマッチョな思想よりも、優れていると思う。実際、なんとかならないことの方が世の中多いのだから。

ニュアンスを伝えるのは難しいが、「コレでダメならしょうがない」と割り切った方が、人間は勇気が湧くと思う。

結果、「やっぱり失敗したじゃないか!ざまーみろ!」と後ろ指刺すような人がいたら、
「バカなもので、すみません!」と 開き直ろう。(スタイル1に戻る&ループ)

その方が、人生楽しいでしょ?

Pocket

Posted in 未分類 | Leave a comment

HALOミッション刷新

Pocket

起業後、2188日目。

今日は、HALOミッションの刷新について。

久々 (600日ぶり)のブログ更新。
HALOの理念「希望が生まれるシカケをつくる」を再定義したので、報告。

創業以来、「希望が生まれるシカケをつくる」という企業理念を掲げて経営してきた。
しかし、「希望とは何か」分からなかったので、かなり迷走した。
ウソのようだが、本当の話だ。

6年間、色んな書籍を読んだり、人に話を聞きに行ったり、自分なりに仮説検証を繰り返してきた。しかし、「希望とは何か」捉えるのは本当に難しかった。書籍の数で2,000冊、会って話を聞いた人の数で200人は超えたと思う。途中、ベトナムのホーチミンに会社作ったり、住んだりもしてみた。でも、よく分からなかった。

象徴的なエピソードがある。

数年前、僕は東大の本郷キャンパスを訪れた。「希望」について、色々と自分なりに勉強したがよく分からなかったので、「希望」を専門的に研究する教授を直接訪ねたのだ。不躾に研究室へ「会って下さい」とメールしたら、有り難いことに会ってくれた。

東大の赤門をくぐり、研究室の扉を開いて名刺交換した。
そして、期待に胸を膨らませて、教授に僕は質問した。

「結局、希望ってなんですか?」と。

教授「いや〜、希望というものは見えたと思ったら見えなくなるし、分かったと思えば分からなくなるし、本当にオバケみたいなものですよ。」

え?あ??え〜〜???
マジっすか。。
ガビーン。。。

結果、理念=存在理由が分からない会社は、迷走する。

途中、HALOが関わるスマートフォンアプリは累計700万DLを超えた。外部の方からは、相当順調に見えたらしい。ひとえに、社員と僕以外の役員。そして、関係各位のみなさまのおかげだ。感謝してもしきれない。

しかしずっと、僕のモヤモヤは晴れなかった。
「一体全体、僕はなんのために経営してるんだろう?」

挙げ句の果てには、「矢野さんって最近、何やってるんですか?」と質問される始末だ。はい、迷ってました。考えてました。恥ずかしながら。

が、ようやく分かった。「希望が生まれるシカケをつくる」とはなにか。

以下、HALOの新生ミッション。
※ミッションとは 、会社の存在理由を手段、目的、意義の3つを定義したもの。
※「希望が生まれるシカケをつくる」は、最終的に生まれる意義しか定義していなかったので、会社の羅針盤として機能しなかった。


コレだ。

よく分かんないと思うので、以下、最下段から説明。

“キミの毎日が輝きますように☆”

希望とは、毎日が輝くこと。遠い未来や数年後ではなく、今日。 「今日が明日につながったら、明日はもっとわくわくできるんじゃないか。明後日も数年後も」と思えるような今日を過ごせること。だから、今日・毎日が輝くことが大事なのだ。これが希望であり、最終的に生み出したい意義。

“地球人の心のつながりを増やします”

毎日が輝くためには、人の心のつながりを増やす必要がある。社会的な動物である人間に、一人で簡潔できる幸せはない。他人との心のつながりの中で、幸福感は生まれる。しかしこれまでは、経済成長や物質的豊かさの獲得を最重視してきたために、「心のつながり」が軽視されてきた。表現を換えると、「心のつながり」が経済成長や物質的豊かさの手段として位置づけられてきた。例えば、GDPを伸ばすために国民は団結せよとか、売上1,000億円を達成するために社員の結束を強化しよう、など。しかし、「心のつながり」は 社会的な動物である人間にとって、幸福感の本質なので、手段ではなく、これこそが目的なのだ。経済的に成功しても、「心のつながり」が足りなくて鬱になってる経営者をたくさん見てきた。定量的な経済指標や目標は、本当のミッションやビジョンではない。どこまで行っても、ただの数字だ。だから「地球人の心のつながりを増やす」ことが、毎日が輝くという意義を達成するための目的。

“ありのままの感情を分かち合えるスマホサービスによって”

「心のつながり」を深くしたり増やしたりするには、ありのままの感情を分かち合う必要がある。浅い&少ない「心のつながり」は、既にある。経済成長と物質的豊かさを追い求めてきた先進国を覆っている正体は「浅い&少ない心のつながり」だ。だから、元気・笑顔・幸福感が失われている。

例えば、コンビニでなされるような「お弁当温めますか?」「はい」といった完全に顧客と商品・サービス提供者に分けられたコミュニケーションやつながりは、孤独や虚しさを感じさせる。「弁当を売る&買う」という経済活動の中で捉えれば、とても合理的&効率的なコミュニケーションだが、深い心のつながり=幸福感から遠のいている。人はたくさんいるのに、みんな自動販売機みたいだ。便利だけど、何かが虚しい。東南アジアやアフリカに旅行に行って、成田や羽田に到着した際に「あれ?あっちの国の方が貧しいはずなのに、日本人の方が目が死んでない?笑顔少なくない?なんで?」と思う理由や背景もこの辺にある。

もっと、昭和の日本の商店街・田舎のような無駄だけど温かいコミュニケーションを復活&増幅させた方が良い。「太郎くん、背伸びたね〜」とか「次郎くん、マラソン一等だったみたいじゃない。オバさん応援してるからね〜」みたいな全人格的で温かいコミュニケーション。本音と建前で言うと、本音。ときに煩わしいけど、そっちの方が深い心のつながりと幸福感が生まれる。海外でも、こういう風景がまだ残っている国や地域がある。乱暴に言えば、経済発展するほどに失われる。こういった感情の発露と分かち合いを最新のスマーフォンサービスによって再生&増幅させることが、手段。ただの懐古主義ではないことは補足しておく。温故知新。

“ワレワレは”

上記のことは、普通に一生活者・消費者として日常を生きているとなかなか気づかないし、考えないし、推し進めようと思えない。だから、HALOは宇宙人格を持つ。よって、一人称はワレワレ。

以上、かなり迷走してきたが、ようやく会社の羅針盤として機能してこなかった「希望が生まれるシカケをつくる」をミッションとして再定義できた。もっとスマートに最短で見いだせれば良かったのだが、長い年月がかかった。

禅の世界では、「これは違う」「これも違う」と検証を進め、最後に残ったものが、真実に近いものだという教えがある。また、名作の映画やドラマやマンガでは、対立と主人公の葛藤を徹底的に描く。そしてエンディングで、真実めいたものを悟る。人生や経営も、そういうものなんだろう。

ちなみにHALOという社名は、英語の”halo”(ヘイロー)からきている。”後光が射す”と言うときの”後光”という意味だ。創業当初から「キミの毎日がもっと輝くように」という願い=イメージは持っていたのだが、ようやくそのための目的、手段、一人称まで定義できたのだ。

途中、多大なるヒントを頂いた玄田有史教授と哲学・思想の掘り方を教えてくれたオモロキ鎌田社長と役員会のファシリテートを200時間 も手伝ってくれた丸本くん、そしてこれまでお付き合い頂き、多くのご支援&応援を頂いた関係各位の皆様に御礼申し上げます。本当に有り難うございます。

頭狂ったと思われるかもしれないが、僕の中ではかなり見えている。

HALO、一気にいきますね☆

Pocket

Posted in 未分類 | Leave a comment

幸福感に最も影響を与えること

Pocket

起業後、1588日目。

今日は、幸福感に最も影響を与えることについて。

先日、とある開発会社の社長と飲む機会があり、人生のゴールの話になった。

某社長曰く、「アーリーリタイアがゴール」とのこと。

僕も「アーリーリタイア」に興味があるお年頃があった。

「アーリーリタイアすれば、本当に満足できるのか?幸せになれるのか?」
興味があった。

自身の人生設計のみならず、HALOの理念が「希望が生まれるシカケをつくる」なので、一つの仮説として検証する必要があると思った。

そこで、30才になる前に、「”若いうちからアーリーリタイアをゴールとして設定の上、実際、30代で5億円以上の個人資産を持っているだろう会社の社長”ばかり集中してアポをとり、彼らに「今はどんな気分か?」聞きまくったことがあった。

結果、

「会社立ち上げた頃は、楽しかったな~。色んな人が助けてくれて、ほんとに有り難かった」
「危機が何度もあったけど、みんなで乗り越えようとしてた頃、充実してたな~」 など

過去を懐かしみ、慈しむ姿が多く散見された。

今の話を聞いてるのに。

なかには、「実は最近、目的とやる気を見失って。。」といった若干鬱気味の人もいた。

どうやら、アーリーリタイアだけでは、幸せにはなれないらしい。

じゃ、なんなのか?

ショーン・エイカーという心理学者が、1,600人のハーバードの学生を対象として、
「幸福感に最も影響を与えていると思うこと」について、アンケート調査をしたことがある。

結果、幸福感に最も影響があった回答は、「家族の収入」でもなく、
「成績の点数」でもなく、「年齢」「性別」「人種」などでもなく、

「周囲からの支えを感じてるかどうか」だったそうだ。

本当か?

若くして資産5億円以上築いた社長とか、心理学者とか、ハーバードの学生とか、
今ひとつ、身近な感じがしない。この人達は、偽善者かもしれない!

ふと、自分のスマホのホーム画面にあるアプリを見てみる。

Facebook、Twitter、LINE、gmail、skype などなど。

どれも、「周囲からの支えを感じるためのツール」と言い換えることができる。

各論の話はさておき、

幸福感に最も影響するポイントを押さえてるのだから、
そりゃあ流行るに決まってる。

今、HALO ASIAの人事制度をつくっているのだけど、
「周囲からの支えを感じることができる」制度を志向している。

結果として、「社員の定着率が上がってくれれば良いな〜」と思うが、
それ以前に、会社が重視する価値観=VALUEとして、組み込みたい。

大学受験とか就活とか、企業の売上・利益追求とか、なんでもそうだけど、

たいていの目標は、ひとたび達成されてしまうと、
「え!?こんなもんなの?全然ユートピアじゃないじゃん!」って感じで終わるから。

GDPと賃金がグングン上がってる「これからの国」も、
放っとけばそうなるんじゃないだろうか。

ある程度の経済成長を達成した僕らは、
こういうことを考察して、伝える義務がある、と最近思う。

「そういう経済的なことも大事だけど、それだけじゃダメっぽいよ〜!」って。

幸せは、

アーリーではなく、ニアーにある。
ゴールではなく、プロセスにある。

Pocket

Posted in 未分類 | Leave a comment

HALO ASIA 設立のお知らせ

Pocket

起業後、1578日目。

今日は、HALO ASIA設立について。

HALOは、2008年から、フィーチャーフォン広告代理事業→ソーシャルメディアマーケティング支援事業→スマートフォンメディア事業と業態転換を繰り返し、成長してきた。

外部環境の変化に適応した結果だと思う。

大きな変化に抗わないで、「まあ、そうなるよね〜」と清濁併せ呑んで、
「どうなるの?面白そうだな」と興味を持ち、成長期の前半にアクションを起こす。

HALOは、「変化」を「脅威」として捉えるのではなく、
「機会」として捉えた上で、ワクワクしながら遊ぶように仕事してきた。

21世紀という長いスパンを見据えたとき、
最も大きな環境変化は、「世界のフラット化」だろうと考える。

1:遠隔地の人との知識共有&コミュニケーションはもっと円滑になる。
2:賃金の安い国へ仕事は流れる。
3:賃金の安い国は豊かになり、新たな市場をつくる。

HALOは、上記の環境変化を「脅威」ではなく、「機会」として捉えた上で、
今後も、ワクワクしながら遊ぶように仕事していく。

具体的には、今年の4月1日〜、ベトナムのホーチミンに
HALO ASIAを新たに設立し、営業開始する。

事業は、スマホアプリ&WEBサービスのオフショア開発を行う。

スタートアップ、ベンチャー界隈において、
自信と確信をもって受託開発してる会社は、けっこう少ない。

「いつかは自社サービスをやりたい!そのための資金を稼ぎ、ノウハウを蓄積させたい」みたいな「つなぎ」として、「受託開発」している会社をよく見かける。

HALOのアクションは、上記の逆(自社サービス→受託開発)になるが、
僕は自信と確信を持って、本事業に邁進する。

※日本のHALOに関しては、引き続き、自社サービスにフォーカスする。

会社を5年経営して、「事業計画書通りには、事が運ばない」ことは重々承知している。

ただ素直に、日本人の若い人と東南アジアの若い人を見比べて、
「こんな不公平な世の中が、長いこと続くわけない」と思い、そこに大義を感じた。

より広い視点に立ったとき、生まれた場所や国籍に関わらず、
「やる気と能力さえあれば、どうにでもなる機会の提供」は、
希望を生むのに必要な土台だ。

“義を見てせざるは、勇なきなり”

あと、海外進出って、英語の勉強にも通ずるものがあると思うんだけど、

「必要になる日が来ると分かっていながら、中途半端な時間とコストしか
投下せず、ずるずる時が経過してグダグダになる」ことが多いので、

僕自ら移住の上、成功するまで帰らないことに決めた。

最後に、HALO立ち上げ時から、取締役として大活躍し、
今後のHALO@日本をお任せできる

伊勢くんと中林さんに、このタイミングで改めて感謝したい。

ありがと!!よろしくね!

Pocket

Posted in 未分類 | Leave a comment

2013年の目標(矢野)

Pocket

起業後、1550日目。

今日は、2013年(矢野)の目標について。

1:体脂肪率=14%以下、基礎代謝量=1600Kcal以上にする。
2:TOEIC900点以上にする。
3:プライベートで塾を開く。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1:体脂肪率を14%以下、基礎代謝量=1600Kcal以上にする。

2013年の目標(HALO)で”会社も自分もまだまだ若いので”と書いた。
しかし、20代の頃と比べると、体力の衰えを明らかに感じる。

体力と気力は、連動している。

「寛容になった」と言えば聞こえは良いが、
仕事において、「まあ、いいや」と思う頻度が多くなったように思う。

肝心なところで「こだわる」気力と体力は、
年齢的に、自分で管理するより他ないようだ。

というわけで、今年から毎日10km走ると共に、筋トレを開始した。

体脂肪率=14%、基礎代謝量=1600Kcal以上を目指し、キープする。

結果、15〜17才(高校生)ばりの体力と気力を手に入れる。

ストイックなのは好きじゃないが、
ナルシストなので、うまくいく気がしている。

2:TOEIC900点以上にする。

海外企業や外国人とビジネスする上で、
「通訳を通してコミュニケーションしてたら、”握る”ことはできない」と痛感した。

ときには、「絶対やってよ」とか「そんなことしたら許さんぞ」みたいな凄みもないと、やっていけない。通訳を挟むと、ニュアンスが伝わらない。

「推して知るべし。分かってよ。」みたいな、甘い考えは捨てた。

「海外市場に挑戦しました」とか「開発拠点を海外に移してみました」とかいう
「チャレンジしてみました」レベルでは、ダサい。

成果を出すために、英語力を鍛える。

具体的には、1−3月はせっせと単語と文法を復習して、
4月〜日本語がほとんど通用しない土地に身を置こうと思う。

もろもろ耐え切れなくなって、自分の内側から、
英語で感情が発露されるようになればしめたものだ。

3:プライベートで塾を開く。

色んな本を読み、先人から学ぶ中で、「どうやら自分は、思想とか教育の分野で活躍した人に憧れる傾向がある」ということに気がついた。

日本人で言うと、吉田松陰とか石田梅岩とか、やたらにカッコ良く感じる。
「頭がおかしい」ぐらいが、イケてると思う。

加えて、自らの学生時代および学習塾講師を勤めていた頃、
「手段(良い大学に入る、大手企業に入社する、金を稼ぐ など)の話はどうでも良い」
と一貫して思い続けてきた。

大学生と話していても常々思うのは、「有望な若者に対して、適切な問題(自分は何をすべきか)が提示できていない。そして、それを発見するためのアシストもできていない」ということだ。

例えば、戦後、松下幸之助翁の「水道哲学」は、時代の課題やニーズにバッチリはまっていた。だから、当時の若者も燃えたと思う。しかし今は、そんなに刺さらない。

「社畜」という言葉は、「本人の意思とは反する形で、半ば強制的に働かされること」だと思う。一方で、膨大なプライベートな時間ができたらできたで、「オレはこれをやるんだ!ヒャッハー!!」みたいな人って、そうそういないと思う。

ヒマは、味わってみれば分かるが、超辛い。
正確には、「周囲の人や世間に役立ってない感覚」が、超辛い。

本当は、「自分の理念&目標と会社のそれが一致している」ことが望ましい。
しかし、この幸せな一致を見ることは、極めて稀だ。

もし理想の会社や仕事がなければ、自分で創っても良いと思う。

「でも分からない」という当然視された問題をなんとかすべく、
読書会と禅問答的なものから、はじめてみたい。

以上、

「高い目標を設定の上公開した」のは、僕が強い意志の持ち主だからではない。

意思が弱いからだ。

Pocket

Posted in 未分類 | Leave a comment

2013年の目標(HALO)

Pocket

起業後、1547日目。

明けましておめでとうございます。
2013年もよろしくお願いします。

今日は、2013年の目標(HALO)について。

1:スマホアプリで海外マーケット1位獲得
2:開発拠点を東南アジアへ移管
3:日本本社は、敏腕プロデューサー&マーケッター&エンジニアの少数精鋭に

1:スマホアプリで海外マーケット1位獲得

おかげさまで、HALOが携わったスマホアプリのDL数は、
2012年、日本国内で160万DLを超えた。

年末、社員旅行でグアムに行き、トヨタやホンダの車がガンガン走っているのを見た。

「うーん、誇らしいな」と思うと共に、

「海外で車を売ることに比べれば、スマホアプリをDLしてもらうくらい簡単じゃないか」とふと思った。

車の搬送や店舗展開の苦労を思うと、難易度もコストも低いし、
何よりワクワクするので、目指す。

ゲームは優秀なプレーヤーがたくさんいるので、
ゲーム以外で、日々が楽しく充実するようなアプリでやりたい。

2:開発拠点を東南アジアへ移管
3:日本本社は、敏腕プロデューサー&マーケッター&エンジニアの少数精鋭に

3年くらい前から気になっており、何度か視察に行った。

結論、上流工程は、日本本社にいる一部の敏腕プロデューサー&デザイナー&エンジニアに任せ、下流工程は、低コストでも真面目に仕上げてくれそうな東南アジアの人達にお任せしたい。

上流工程のメンバーは、なるべく自由に発想し、それでいて本質を捉えるような人が望ましい。たくさん遊び、さまざまな文化に触れ、好奇心旺盛なことが大事だと思う。
常に、変なことを妄想してるぐらいで良い。

コレは、余裕があり、且つ、色んな物に飽きた後、創造せんとする成熟度を要する。
ご先祖さまに感謝しつつ、こういう領域に特化していくのが吉と見た。

あまり認めたくない変化だが、「勤勉で勝負する時代」は終わりつつあるように思う。

国別の役割分担をスタートさせたい。


実を言うと、HALOは海外企業との提携や外国人採用に関して、
既に、ちょいちょい失敗している。

文化・価値観・言語が異なるというのは、思った以上の障害だった。
日本人同士でビジネスした方が、正直、安心するし楽だ。

大学生が知らない社会人とのコミュニケーションに苦労するのと同じように、
(普段、同じような大学生とつるみ、もろもろ省略しても、文脈を共有してるから)
知らない外国人とのコミュニケーションには苦労する。

でももはや、あまりワクワクしない体になってしまった。。

会社も自分もまだまだ若いので、
あと100回くらい、ムチャしてみようと思う。

Pocket

Posted in 未分類 | 1 Comment

5年目の成果(2012年12月)とお任せすること

Pocket

起業後、1513日目。

今日は、5年目の成果(2012年12月)について。
以下、創業からの粗利推移。

前年対比327%の伸び。

色々あるが、以下3点が主たる理由だと思う。

1:ガラケー→スマホの転換期に、うまく乗ることができたこと
2:素晴らしい社外パートナーに恵まれたこと
3:アイディア×実行力の両輪が駆動したこと

1:ガラケー→スマホの転換期に、うまく乗ることができたこと

2008年に創業した当初は、既に、ガラケーコンテンツ&広告市場が
成長期の中盤くらいに来ていたので、正直、隙間を見つけるのが大変だった。

主要なプレイヤーはおよそ固まっていたし、他コンテンツ・広告との差別化も
「改善」の粋を出ることができず、正直、苦しい時期だった。

しかし、スマホに関しては、2011年から黎明期〜成長期の序盤だったので、
自由にやんちゃできるスペースが多分にあった。

元々、「暴れたい&業界を騒がせたい」という欲求があったので、
コレが市場のフェイズにうまくハマった。

2:素晴らしい社外パートナーに恵まれたこと

前半、AppDiscoさんとパートナー契約の上、「アドラッテ」のスマホアプリを展開し、
後半は、オモロキさんとパートナー契約の上、「ボケて」のスマホアプリを展開した。

双方とても素晴らしいパートナーだったので、

「アドラッテ」は100万インストール、「ボケて」は50万インストールを超えた。
※アドラッテに関しては、2012年10月〜運営主体がAppDiscoJapanさんになっている。

とてもありがたい。

3:アイディア×実行力の両輪が駆動したこと

「自由と責任を愛する」価値観の元、
各自、のびのびとアイディアを出し、実行できた。

ハッキリ言って、

「社内の人間の評価や空気を気にしながら、同時に、ユーザーや顧客企業を気にする」
というのは、無理ゲーである。

だから、力いっぱい「お任せ」した。

最近、他の会社さんにコンサルとして入らせて頂くことが増え、
以前よりも、他社と自社を比較する機会に恵まれている。

「社内の評価を気にしながら、同時に、ユーザーや顧客企業を気にする」
ことにはデメリットがある。

・集中すべきことに集中できない。
・誰かが水を差し、面白くないことが起こる。
・何かあったときに、誰かのせいにしたくなる。
・スピードが出ない。                    など

要するに、「フロー状態に持って行き、キープすること」が難しいように思う。

フロー状態には、以下の特徴がある。

  1. 明確な目的(予想と法則が認識できる)
  2. 専念と集中、注意力の限定された分野への高度な集中。(活動に従事する人が、それに深く集中し探求する機会を持つ)
  3. 自己に対する意識の感覚の低下、活動と意識の融合。
  4. 時間感覚のゆがみ – 時間への我々の主体的な経験の変更
  5. 直接的で即座な反応(活動の過程における成功と失敗が明確で、行動が必要に応じて調節される)
  6. 能力の水準と難易度とのバランス(活動が易しすぎず、難しすぎない)
  7. 状況や活動を自分で制御している感覚。
  8. 活動に本質的な価値がある、だから活動が苦にならない。



    コレらの繊細な状態を、社内の偉い人、同僚および後輩などの目を気にしながら、
    キープできるかというと、かなり無理ゲーである。


    広範囲に深く「お任せ」してみた実感としては、

    “「お任せ」しても、人はそんなにヤバいことはしないので、
    大いに「お任せ」した方が、色んな面で良いじゃないか!”である。

    不信に陥ったり、管理を徹底的にしようと思ったら、
    本当にキリがないし、疲れる。両方。みんな。

    コレで競争に勝てるのであれば、ゴリゴリやるのかもしれないが、
    なんだかそんなご時世じゃない気もしている。

    なんでもかんでもコモディティ化して、あっと言う間にパクられて、
    それでもなお、創造性が問われる時代に、

    「好きでやってる」人には、勝てない。

    あまりに性善説&楽天的すぎるからもしれないが、
    結果オーライが続いているので、

    来年は、もっと、もっと、お任せしてみようと思う。

    社長は、キャッシュと胆力と牛乳(カルシウムの摂取)が
    大事だと思う、今日この頃。

Pocket

Posted in 未分類 | 1 Comment

5年目の成果(2012年6月)と競争戦略

Pocket

起業後、1329日目。

今日は、5年目(2012年6月)の成果について。

おかげさまで、2012年も大きく伸びている。
以下、創業時からの粗利推移。

2012年、年間で前年対比300%以上の伸びを想定している。

ユーザー様、広告主様、代理店様、他みなさまへ厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございます。

最近、銀行や人材紹介会社の方とよくお話しするようになった。
そして、ことあるごとに、「本当に変な会社ですね」と言われる。

例えば、以下。

・理念経営を行っていること。
・早くから、理念やバリューを明文化していること。
・早くから、外国人採用を開始していること。
・社員数の倍以上、インターン学生がいること。
・インターン学生は、長期雇用の上、給与を支払い、戦力化していること。
・決まった出社時間や勤務場所がないこと。
・いわゆる「サラリーマン文化」に違和感を感じ、第3の道を探っていること。
・フリーやノマドワーカーの方の「孤独感」に着目し、仲間にしようとすること。
・歴史・仕組み・働く方々の違いについてリスペクトの上、大企業との取引が多いこと。
・「お客様=神様」ではなく、目的や課題を共有する「パートナー」だと思ってること。
・同様に、会社と社員の関係も、「パートナー」だと思っていること。
・色々な事業やサービスを立ち上げ、常に変化していること。
・そこそこうまくいってることを、突然、やめることがあること。
・出資は受けず、融資にこだわっていること。100%自己資本であること。
・ミーティングは、基本、週1回しかないこと。
・みんなでランチし、飲みながら、重要なことも決めてしまうこと。
・同業他社に比べ、朝は遅く、夜は早く帰ること。
・年末年始は、10連休あること。
・仕事とプライベート(遊び)がゴチャゴチャなこと。
・戦術レベルで、各役員が別の方針を出しているが、なぜか機能していること。
・弱みを克服するよりも、強みを活かすことに重きを置いていること。
・無駄話が多いこと。無駄話から生まれる「思いつき」を実行すること。
・迷ったら、ワクワクするか、カッコ良いと思うことを選ぶこと。
・自由と共に、責任を愛すること。責任は負わされるのではなく、自ら負うこと。
・PRは、スレスレなやんちゃラインをつくこと。怒られたら、速やかに謝罪すること。
・社員の出戻りが多いこと。

ストーリーとしての競争戦略」(楠木)という本において、
著者は、競争戦略の本質を「違いをつくって、つなげること」だと語っている。

個々の違いのうちいくつかは、単独で見ると「でたらめ(不合理)」なんだけど、
それぞれの違いが有機的につながり、連続した物語になったとき、全体として機能するというものだ。

こういう企業を競合他社は「マネしようと思っても、マネできない」。なぜなら、部分的に違いをマネしても、全体として機能しなければ、逆に痛手を負うからだ。さらに言えば、個々の違いに着目する限り、マネする合理的な理由が見いだせないから、そもそもマネしようと思わない。

最後に、

本書を引用して「競争戦略」を語っておきながら、恐縮ではあるが、

そもそも僕は、競争するつもりがない。

企業の目的=ゴール(理念)からして違うわけだから、本質的には「競争にならない」はずである。「同じような目的を持って、程度の差を競う企業」にはなりたくない。

以上、HALOにご興味をお持ちの方は、
是非、ご応募ください!

Pocket

Posted in 未分類 | 5 Comments

根拠のない自信は、どこからくるのか

Pocket

起業後、1167日目。

今日は、根拠のない自信について。

2012年のHALOは、ムチャクチャに大きな目標を掲げている。
端的に言うと、数字の上では、上場できるぐらいの大きな目標だ。

採用においても、「大きな野望を持っていること」を採用する/しないの判断基準として重視している。理由は、人間良くも悪くも、思った通りの80%位の誤差の自分に納まるからだ。

しかしそもそも、大きな夢・野望・目標を立てるには、「根拠のない自信」が必要だ。もっと言うと、「コイツちょっと、アホなんじゃないか?」と思うぐらいの「根拠のない自信」が必要だ。

大きな目標を語ったときに、他人から笑われるのが恐いのか?失敗したときに、恥ずかしいのか?そもそも、自分には無理だと思うのか?理由は色々あると思うが、大きな野望・夢・目標を立てている人は、本当に少ない。ところが、「根拠のない自信」に溢れている人は、こういう色んな障害を易々と突破して、大きな目標をぶち立てる。

そこで僕は、「根拠のない自信はどこから来るのか?」という疑問を3年間持ち続けてきた。 関連する本もたくさん読んできたし、商談や面接の場など、ことあるごとに考察してきた。

すると分かったのは、「原点は、親バカにある」ということだ。

思い出してほしい。小学校の作文で、みんな大きな夢を書いてなかったか。「イチローみたいな野球選手になりたい」とか「私は小説家になりたい」とか「オレは億万長者になるんだ」とか好き放題、思い描いていたではないか。

しかし、中学→高校→大学→社会人と年を重ねるにつれ、みんなどんどん小さくなっていく。身体は大きくなり、知識や知恵も増えるのに、夢だけは小さくなっていく。「小さくなっていく」と言うと言葉が悪いが、現実的になる。しかし、人によって思い描く「現実」もまた違う。その背景として、「根拠のない自信」の大小が関わっている。子供の頃は、みんな「根拠のない自信」に溢れてなかったか?

「根拠のない自信」を大きくしたり、小さくしたりする最も大きな要因は、その人の過去における、成功体験と失敗体験、それに対する周りの反応、そして、最終的な自分の解釈である。

運動会の徒競走で1位をとって親から褒めれた、図工で絵を書いたら先生に褒められた、中間テストで学年1位をとって友達にスゲーと言われた、マリオカートが近所で一番速いかったのでチビっ子から尊敬の眼差しを受けた、とかなんでも良い。異なる分野でも良いから成功して、誰かに賞賛され、自分自身が「オレすげえな」と思う経験があると、「根拠のない自信」が大きくなる。

すると、根拠のない自信 → 成功したという解釈 → 自分はやれると思う → 失敗してもへこたれずにがんばる → いつか本当にやれてしまう → 根拠のない自信が大きくなる → 自分はもっとやれると思う・・・ みたいな「勝ちスパイラル」が起こる。

逆に、運動会の徒競走で2位をとったら親に怒られた、図工で絵を書いたら先生にダメ出しされた、中間テストで学年2位をとったらアイツも大したことねーなと言われた、マリオカートで連勝を破られたとき、チビっ子ギャラリーが去っていた、とかなんでも良い。異なる分野でも良いから失敗して、誰かからマイナス評価を受け、自分自身が「オレしょぼいな」と思う経験があると、「根拠のない自信」は小さくなる。

すると、根拠のない自信 → 失敗したという解釈 → 自分はやれないと思う → 失敗するとすぐにへこたれる → いつか本当にダメになる → 根拠のない自信が小さくなる → 自分はますますダメだと思う・・・ みたいな「負けスパイラル」が起こる。

※「さすがにゲームは関係ないだろ」と思われるかもしれないが、ここ数年、ダービースタリオンで全国1位をとったことがある人と仕事をしたが、その人はムチャクチャに仕事ができた。そして、マジック・ザ・ギャザリングというカードゲームで学生時代に全国大会に出場したことがある知人は、数年前、最年少で市議会議員に当選した。

ポイントは、競争の結果や制作物=事象そのものではなく、それに対する周りの反応でもなく、「それらをどう捉えるか」という最終的な自分の解釈にあることだ。周りからマイナス評価や批判があったとしても、「根拠のない自信」に溢れている人は、跳ねのけてがんばる。一方で、「根拠のない自信」が足りてない人は、周りから少しでもマイナス評価や批判があると、過大にそれを捉えて、実際以上に自分を低く見積もってしまい、途中でやめる。

なるほど、成功&失敗の解釈の積み重ねによって分岐するのか。

では、もっとさかのぼって、成功体験のほとんどない本当に小さい頃は、どうだろう?なんでみんな、あんなに全能感があって、根拠のない自信に溢れ、大きな夢を口にしていたのだろうか?大した成功なんて絶対してないはずなのに。。

それこそ、キング オブ「根拠のない自信」である。

この状態で長らく、僕の考察は袋小路に入っていた。

しかし最近、土日にFacebookのwallを眺めながら、確信した。

そうか、「親バカが、根拠のない自信の原点なんじゃないか」と。

僕も今年で33才になるので、土日ともなると、wallがFriendsの子供の写真で溢れかえる。独身男としては、正直、なぜあんなに執拗にアップするのか、なぜ、あんなに自分の子供を褒めちぎるのか、今ひとつ腑に落ちないものがあった。

こういうことではないだろうか。
アレは、社会をより良くするために人間に備わった社会的な機能、いや、本能なのだ。

子供が生まれた  → スゴイ!感動!生まれてきてくれて、本当にありがとう!
子供が立った   → スゴイ!こんなに早く立つなんて、うちの子、運動神経良いかも!
子供がしゃべった → スゴイ!こんなに早く喋るなんて、うちの子、言語野が発達してるかも!

周りから冷静に見ると、「そりゃそうだろ」みたいな事象に一つずつ感動があり、感謝があり、うちの子はスゴイかも!みたいな賞賛がある。

それらの一つ一つが複雑な言葉を解さない子供にも、実は全部伝わっているのではないかと思うのだ。親の表情、動作、言葉の調子などすべてを通じて。

その賞賛や感謝に根拠や理由なんていらない。
だって、それが僕らの原点であり、基地なんだから。

だから、さみしい独身男としては、そういったpostに全力で「いいね!」していこうと思う。そして、放っとくと徐々に小さくなっていく「根拠のない自信」を守り、育てるため、とりあえず学生は褒めようと思う。

仮に、「矢野さん、褒めすぎじゃないですか?」と問われたら、
「明確な根拠はない!しかし、大きな意味はある!」と高らかに答えよう。

そして、自信満々&クソ生意気な状態で新卒で入社してきたら、「うん、そうか!じゃあやってみよう!」とか言って、超難しい顧客とかウルトラ困難な新規事業とかをぶん投げて、思いっきり失敗させたら良い。

どうせ口で言っても分かんないし、その方が吸収が早い。僕の経験でも、だれかに言って聞かせられることよりも、自分で気づくことの方が数百倍大きい。彼らが知識や知恵に対して、「本当に乾いた状態」になってはじめて、知識や知恵は染みこんでいくものだ。

だからその前に、簡単に「失敗した」とか「オレはもうダメぽ」とか思わないだけの
「根拠のない自信」を我々が共同体として育んでいくことが大事だと思う。

加えて、彼らが競争&協調していく未来の相手は、海の向こう側にいる。恐ろしくハングリーで、元気で、日本語よりもっとメジャーな言語を操る人達だ。その時、「根拠のない自信」もなしにどう挑んでいけると言うのか。

僕が彼らに一つだけ武器を持たせてあげられるとしたら、「根拠のない自信」を持たせる。英語やITや教養の類いは、壁にぶち当たってからやっても遅くないだろう。それよりも、まず壁にぶち当たるまで挑戦しようと思う「根拠のない自信」を持たせる。壁にぶち当たってもへこたれない「根拠のない自信」を持たせる。

今も昔も、「最近の若者は〜」とか言って、難しそうな顔して説教たれるオッサンがいるが、「いいね!」「すごいね!」とか言いながらニタニタしてた方が、我々の未来も明るい気がするのだ。

そこに愛がある限り。

Pocket

Posted in 未分類 | 61 Comments

HALOのアンチテーゼ 〜理念・ビジョン・ミッション・バリュー〜

Pocket

起業後、1153日目。

今日は、HALOの理念・ビジョン・ミッション・バリューについて。

創業以来、HALOへ就職する志望理由トップは、
「HALOの理念・ビジョン・ミッション・バリューに共感した」というものだ。

その思想は、他の企業の労働観とは異なっている。いや、むしろ逆だ。

先日、在日ベトナム学生青年協会(VYSA)が主催するJobfairに出展してきた。
そこで、在日ベトナム人の方々にお話したことを中心に、改めて、話したい。

HALOの理念:「希望が生まれるシカケをつくる」
HALOのビジョン:「2028年までに、世界を最も明るくした会社になる」
HALOのミッション:「目標・自尊心・信頼できる仲間を持ち、未来に期待する人を増やす」

世の企業の多くは、「(物質的に)豊かな社会をつくります」とか「世の中をもっと便利にします」みたいな理念を掲げている。しかし、僕はそういうことにほとんど興味がない。

たまたま、この時代の日本に生まれて、そこそこ裕福な家庭に育ったことも影響しているが、「もうそこそこ物質的に豊かだし、十分便利じゃないか?」と思っている。

そんなことより、「物質的にもそこそこ豊かだし、便利な世の中であるにも関わらず、日本の年間自殺者が約3万人いたり、電車通勤する会社員のオジさんたちが鬱屈としてて、あんまり楽しそうじゃない」ことの方が、よっぽど大問題だと思っている。

一言で言うと、「豊かで便利だけど、希望がないこと」の方が大問題だと思う。
だからHALOは、この大問題を解決するための会社であり、そのための事業を営んで行く。

こういった想いを抱いたきっかけは、あくまで1980年頃からの日本における我々の原体験だ。しかし、他国の学生や社会人の方と話すにつれ、コレは他の国でも広く散見される大問題だという認識でいる。現在、著しく経済成長している国においても、将来、同じ罠にハマる可能性があると考えている。

では、「こういった大問題をどう解決していくのか?」といった手段の話になる。具体的な手段云々の前に、その元になるバリュー(価値観)を以下のように定めている。

■HALOのバリュー

1:自由と責任を愛する
2:オープンマインドを持ち、相乗効果を生む
3:アイディアとユーモアを加える
4:知的非常識を大切にする
5:ワクワクする方を選ぶ
6:グローバルに考え、アクションする
7:すべてのステークホルダーは、パートナー

今回は、1、2、4、5について説明する。

1:自由と責任を愛する

身もふたもない話をしてしまうと、会社員にはあまり自由がない。例えば、あなたがとんでもなく素晴らしいアイディアを思いついて、すぐさま実行する必要があると思った場合、たくさんのハンコを集めないと、実行できない。社内の新規事業プランコンテストであなたが素晴らしい事業プランを出しても、多くの偉い人や経験と知識溢れるオジさんたちの善意によって、当初プランのエッジは丸くなり、ときにグズグズになっていくことがある。

しかし、良いこともある。それは、責任もあまりないということだ。5つも6つもハンコを押してもらった上での実行は、「偉い人達がみんなで承認した」ということなので、発案者or実行者のあなたは、あまり責任を問われない。「じゃあ、だれがこの責任をとるんだ?」という話になると、良い意味でも悪い意味でも、「特定のだれかの責任でもないよね。次からみんなで気をつけよう」みたいな話で終わる。

「こういう仕組みや仕事の姿勢は、素晴らしい!楽で良いじゃないか!」と思う人もいる。一方で、「それじゃ、あまりにもつまんないし、むなしい!絶対いや!」という人が、HALOを志望する。

2:オープンマインドを持ち、相乗効果を生む

最近の問題は、同胞・同質の集団だけでは解決できないものが多い。例えば、日本の「少子高齢社会」や「円高」、コレらは日本人だけで解決できる問題だろうか?僕はそうは思わない。移民の受け入れや各国との協調において、はじめて解決できる類いの問題だと思う。

また、アメリカの大リーグにしても、ヨーロッパのプロサッカーリーグにしても、超一流のチームはほとんど多国籍軍だ。優秀な人材を国籍問わず、かき集めている。

一見して自分とは異なる人達との出会いを喜び、耳を傾け、互いの文化や価値観の相違、そして利害対立や矛盾を乗り越えることによって、より高い次元のアウトプットを出すことに喜びと可能性を感じる人が、HALOを志望する。

4:知的非常識を大切にする

皮肉なことに、多くの問題はこれまでの叡智の結果、常識の集合によってできている。目的達成の手段においても、ときに「コレが良識ある考え方であり、立ち振る舞いである」という常識を適用しない方が良いことがある。

例えばこのJobfairにおいても、他の出展企業のみなさんは、みなスーツを着て、髭をそり、髪をサッパリされてブースに着席されている。一方、僕はハットをかぶり、髭を蓄え、髪が不自然なほど長い。

しかし、HALO含め出展企業の今日の目的は、「より多くの学生にブースに着席頂き、話を最後まで聞いてもらい、正確に自社を理解してもらうこと」だ。そのためには、よほど有名な企業でない限り、まずは「注目」してもらう必要がある。

おかげさまで、HALOのブースは大盛況!
ときに非常識を精査し、思いもよらない正解を見つける人が、HALOを志望する。

5:ワクワクする方を選ぶ

「素晴らしい未来のために、今は我慢しましょう。そうすれば、やがて報われます」みたいな話を僕は信用してない。将来報われない可能性の方が高いし、時間の量で考えても、「今」の合計の方が圧倒的に多いから、「今」楽しくてワクワクすることをやろうよ、と思う。

こういった話に限らず、「社会の厳しさ」のほとんどは、「社会は厳しくあらねばならない」という妄想を持った人たちによってできているんじゃないかと思う。もっと言えば、「オレも苦労してきたんだから、オマエも苦労しろよ」みたいなよく分かんない負の伝承は、我々が断ち切りたい。

どうせ妄想して、思い込むのであれば、もっと楽しくてワクワクするようなことを妄想して、思い込みたいよね。そういう考えに、「なるほど!いいね!」と思う人が、HALOを志望する。

さあ、これらのアンチテーゼを、いっしょに証明してみませんか?

CHÚNG TÔI LÀ HALO. XIN CHÀO MỌI NGƯỜI!
Lý tưởng của chúng tôi là 「Hi vọng là khởi nguồn tạo ra nguồn sống」
Chúng tôi rất hào hứng chào đón các bạn kỹ sư và sinh viên Việt Nam.

「Tìm việc làm trên tinh thần Bình tĩnh – Tự Tin – Không cay cú」

Pocket

Posted in 未分類 | 3 Comments

EXITはしない

Pocket

起業後、1141日目。

今日は、「EXITはしない」決意について。

EXIT(イグジット)とは、ベンチャービジネスなどにおいて
創業者やファンドが株式を売却し利益を手にすることだ。

EXITの主な方法としては、株式上場や会社・事業(株式)の売却がある。

EXITのプランを明確にしておくことは、創業者、ストックオプションの付与や従業員持株会を持つことによって、社員のモチベーション向上にもつながる。具体的で魅力的な目標は、彼らの金銭的欲求に応えるとともに、自己実現欲求を刺激し、事業を進めていく上での大きな推進力となるメリットがある。うまくEXITできれば、彼らには莫大な金銭が手に入る。

実際、株式上場や会社・事業の売却をビジョンの1つに掲げている企業は多い。

このようにメリットのあるEXITだが、
HALOは先の役員合宿で「EXITはしない」と決めた。

理由は、不自由になるから。
ユニークな会社を作りたいから。
永い時間をかけて、作り続けたいから。

こういうことを言うと、先輩経営者やVCの偉い人達から、
一部お叱りを受けるかもしれない。

極論、お叱りはお叱りとして拝聴しつつも、
ときには従わない自由が何よりも尊いのである。

「上場や売却といった分かりやすいビジョンを掲げない」ということは、
「自社のメンバーをまとめる他の魅力的なビジョンが必要」ということでもある。

しかし、大学への進学や企業への就職だけをゴールに置いてはいけないのと同じように、上場や売却も手段でありステップにすぎない。

「より本質的な問いに早くから答えようとしているだけ」だと開き直っている。

もっと、ずっと、先を見る。

Pocket

Posted in 未分類 | 1 Comment