起業後、89日目。
今日は、自転車屋の小林さんによる経営指南の第2弾。
前回のエントリーはコチラ。
ロン小林定例会は、基本月1回。(HALOでは、勝手にロン小林と呼んでいる)
内容は、以下の2本立て。
※小林さんの許可を得たので、可能な限り、以下に記す。
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■アジェンダ
1:最新のPL/BS/CSをお見せした上で、
当面の資金繰りについてご指南頂く。
2:矢野&伊勢よりその他無邪気な質問。
小林さんがそれに答える。
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■詳細
1:資金繰り
⇒資金繰りのポイントは、最低最悪パターン(新規受注0/取引先の支払い遅延)を想定して、キャッシュアウトの時期を明確に知ること。そして、キャッシュアウトの時期を遅らせるための打ち手を把握し、発動するタイミングと規模を事前に決めておくこと。
②HALOの2009マイルストーン
⇒現在の市況から言って、黒字最優先の方針は有り。某大手ネット代理店も、ネットバブルが来る前は同方針だった。外部環境・内部環境を考慮して、イケイケと堅実を使い分ける。
③営業マン一人当たりの粗利単価を上げる打ち手
⇒以下5つ。
・特定業種に絞る
・特定商材に絞る
・仕入れ値を下げる
・自社商品を作る
・オペを効率化する
④接待費やオフィスに対する考え方
⇒「何を強みにするか」に尽きる。
例:人間的関係構築を強みにするのであれば、接待費は集めに。
スタイリッシュ/クリエイティブを強みにするのであれば、カッコ良いオフィスに。
⑤戦略・戦術の決め方。
⇒顧客/自社/競合/媒体・ベンダーのパワーバランスにより決定。
マイケル・E・ポーターの競争戦略概論は良書。
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ちなみに、小林さんは、「コレが正しい」とは絶対に言わない。
つまり、最終的な答えを言わない。
本質・セオリー・体験談を教えてくれる。本質・セオリー・体験談を知れば、8割くらいは答えが出たようなものだ。ああ、非常に有り難い。
そんな小林さんの作る自転車が、今から楽しみだ。今は、自転車の設計を作っては壊し、作っては壊しという陶芸家のような生活を送っているとのこと。もはや海原雄山。
雄山のように、奥さんに手を上げてないことを祈る(ネタです)。
小林さんの近況はコチラ。
尚、小林さんも「根拠のない自信」がとても重要だと言っていた。
恐らく、起業とか経営とか関係なく、何かを成すときには必須のものであろう。
何はなくとも、希望の源である。
「希望が生まれるシカケをつくる」HALOとしては、掘り下げるべきテーマだと思っている。取り急ぎ、Halo読書会で、この「根拠のない自信」について書籍をあさり、
「どうすれば獲得できるか」について学びあいたい。コレが分かって、大量生産できたらスゴイな。