【FB】Infinity Ventures Summit 2010@京都

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起業後、763日目。

今日は、先週開催されたIVS@京都について。

IVSとは、日本&海外のネット系企業の社長、役員が約500人集まり、
様々なテーマを語り合い、繋がる完全招待制の2日間に渡るサミット。
http://www.infinityventures.com/ivs/event/

ご覧頂ければ分かる通り、国内屈指の経営者が集まった。
参加企業の年商合計は、1兆円を越えるんじゃないだろうか。

そんな僕は、「ようやく年商1億円越えた」ばかりのひよこ社長。
いや、カリメロ。

自分で言うのもなんだが、今回のFBは貴重だと思う。
理由は、今回の内容をまとめて発信することが「割に合わない経営者たち」
だけが知っている情報だから。

身も蓋もないことを言うと、「何かをまとめて発信する」という行為は、
その機会費用に見合う自尊心の満足か、ビジネス的メリットのどちらかがないと、割に合わない。

彼らは、自尊心を十分に満たされ、分単位あたりの生産量が多いので、割に合わないと考えるだろう。以下、IVSで語られ、個人的に響いた点をカリメロの僕がFBします。

※僕の「だから何?」という解釈は、排除しました。ただのtsudaりです。
※とは言え、僕の脳みそフィルター通ってるため、多少の誤解、飛躍などご容赦ください。
※僕が出席してないセッションは、割愛してます。
※他の方のTweet、ブログ、動画などもできる限り加えました。
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■「世界最速成長ネット企業 GROUPON」

by GROUPON本社CEOアンドリュー氏

GROUPONのGlobal Cookbook

「賢く、分析的、且つ、起業家的な感性を持つ人材をローカルで採用する」
「すべての国において、同じ組織構造で運営する」「社内のグローバル・ナレッジの力を活用する」
「グローバルでの(共通)プロセスは必須」「定量的な組織運営(測定できないものはない)」
・数時間に1回、世界中の現地法人、営業マンの成績を共有し、競わせている。
・日本企業は、じっくり考えてからやるからスピード遅い。
グローバル企業は、ちょっと考えて大枠良さそうならやるから早い。
ただし、ちょっと考える際にクリティカルシンキングを活用すると共に、
走り出してから「どこが問題なのか?」分析して修正するために、
KPIの設定は必ずしている。つまり、考えるのも早いし、密度も濃い。
・理念や組織戦略において、ローカライズはしてない。
それぞれの価値観や文化に併せようとしたら、色々無理が生じる。スピードも落ちる。
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■「最新の経営とはこういうもんだ」

by はてな近藤社長、芸者東京田中社長、ポケラボ後藤社長、佐々木社長

・社内コミュニケーションを図るために「まかない」制度を導入している。
・会議はホワイトボードを使って、同時に4つぐらいやる。口を出すのは、最もリスクを負っている社長だけ。
・たかだかゲームの開発で、多くの人間を採用している会社はアホ。
・ベンチャーにおいて、厳密な評価制度は必要ない。外部環境も内部環境も激変していくから、決めたことがすぐに陳腐化する。双方、納得感が得られれば良い。
・20年以内に任天堂を抜くために、「2年に1回、0を増やすにはどうすれば良いか」
ということだけを考えてやっている。
・進むべき道について、MTGしても無駄。もし分かってたら、自分で会社やってる。
既に示された進むべき道に対して、青春をぶつけたいという人を採用する。支援を受ける。
・「たけし軍団経営。跳べコノヤロー。」無茶ぶりに対して、跳べなかったヤツは切って、跳べたヤツを重用する。そうして会社が存在し、残った人員はメチャメチャ強いはず。コレで、やっと世界と対決できる会社になる。
・仕事を通じて臨死体験(あくまで比喩的に)を乗り越えた人間はメチャメチャ強くなる。良い経営者やマネージャーは、部下に臨死体験の機会をたくさん与える。そこで死んだら、そこまでのヤツ。
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■「世界の競合から学ぶ経営手法」

by  GoogleJP徳生本部長、GrouponJP瀬戸社長、GyngaJP山田GM

・英語を社内の共通言語として使用する際、最も大切なことは、簡潔に自分の伝えたいことを伝えられること。アクセントとかはどうでも良い。母国語が日本語でも、話長くて何言ってるか分かんないヤツっているよね。そういうヤツは使えない。英語でも同じ。
・グローバルに展開している会社と日本限定の会社で最も違うのは、組織の作り方。
欧米人は汎用的なシステムを構築することが得意。組織戦略においても、然り。
国や地域毎のローカライズはほとんどしてない。
・リスクに対する考え方が違う。グローバル企業は、「まずやってみよう」をやって
散弾銃のうちに1個あたるということをやっている。
日本企業は、「そのライフルは百発百中なんだろ?」っていうスタンスがイタイ。
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■「ビッグベンチャーを目指せ!CFOトーク」

by Eモバイル田中CFO、GREE青柳CFO、mixi小泉CFO、ライフネット生命岩瀬CFO

・ベンチャーにおける良いCFOの本質的役割は、危ないときにブレーキをかけることではない。行くべきときに、アクセルを踏ませてあげること。
・その他、弁護士の方がまとめたレビューが秀逸なので、以下、参照ください。
http://www.ymmlaw.jp/cgi-bin/wp/?p=507
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■「世界を変えるアントレプレナーシップ」

by GREE田中社長、慶應夏野教授、KDDI高橋専務、GMO熊谷社長、Klab真田社長

・数年後、Android:iPhone:ガラケー=4:3:1
ガラケーは死ぬ。AndroidとiPhoneは均衡を続ける。AndroidとiPhoneは両方張った方が良い。
・後の主戦場であるAndroidの中で、アプリマーケットが乱立しているが、
アプリベンダーはすべてのマーケットに出すことが最短距離。
・現在のiPhoneアプリ市場は、「から騒ぎ」。質に対して価格が高すぎる。
・スマホアプリにおける月額課金やアプリ内課金は、メニューとして提供されるだろうけど、そんなに流行らないと思う。個別課金が先行しちゃったから、相対的に高いと感じるから。
・日本は、人口減ってGDP減少するのは明白。だから、日本国内だけを対象にビジネスするのは自殺行為。
・0→1創業者と1→100経営者では、求められる能力が違う。創業者と引き継ぎ経営者(他社員も含む)で、リターンが全然違うのが問題。創業者は引き継ぎ経営者へ多くの給与を払うべき。
・日本人は、色んな世界基準や規格を決める会議やサミットに参加しない傾向がある。参加した方が良い。
・経営者にとって、一番大事なのはビジョン。何のために会社をやるのか。
ベンチャー企業でも、そういったものを掲げている会社は、全体の2割に満たない。
ビジョンを考えて、掲げて、邁進してるだけで尊敬に値する。
・「人に何かを教えるとか伝えるとかではなくて、自ら事を成し遂げることによって、
はじめて周りの人達を望ましい方向へ動かしていくことができる」と
社員6人で何も成し遂げていなかった楽天の三木谷さんが語った。その通りだと思う。
・その他のトゥギャりは、以下、ご参照ください。
http://togetter.com/li/76436
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■「Lauch Pad」

6分間で10社プレゼン。受賞者は以下の通り。

5位:海外版Togetter「Chirpstory」/4位:友達が持っているアプリを共有する「&Friends」/3位:すべてのWEBサイトをソーシャル化する「Cheerz」/2位:英語アウトプット支援ツール「Lingo」/1位:ブログなどの口コミ情報解析によって、株式投資のアドバイスを行う「ソーシャル時代の株ロボット」

動画:http://www.ustream.tv/channel/techwavejp
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■「プラットフォーム進化論」

by mixi笠原社長、DeNA守安専務(急遽欠席)、NHN JP森川社長、Yahoo!JP松本本部長

・mixiは、FacebookやTwitterとの棲み分けは必要だと思っている。
・その他のトゥギャりは、以下、ご参照ください。
http://togetter.com/li/76436
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■「Android陣営 VS Apple陣営」

by Google本社、John Lagering、頓智ドット井口社長、林信行ITジャーナリスト

・20世紀のITと21世紀のITの違いは、「WEBの外と繋がるか否か」
WEBの外に繋がることで、真に人々の生活を変えることになる。
これまでWEB業界の人が見てこなかった「WEBの外」に今後のビジネスチャンスがある。
・「人間の現実世界を拡張すること」が我々のミッション。
・事業ドメインは、「Local Graph Providing」
リアル体験の文脈に合わせてテンポラリーに構成される人間関係グラフのこと。
・Appleのスゴさは、1:「こういうものがあったら良い」という理想を掲げること
2:「それは、どうしたら、いかに多くの人に受け入れられるか」という検討段階における徹底的な削り。この過程において、ローカライズという発想はないのでは。
・その他のトゥギャりは以下、参照ください。
http://togetter.com/li/76436
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■「NO LIMITー自分を越える方法」

by 登山家栗城さん

栗城さんとは:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%97%E5%9F%8E%E5%8F%B2%E5%A4%9A

・以下、栗木さんの本がAmazonで売ってます。

【一歩を越える勇気】http://amzn.to/8YANgt
【NO LIMIT 自分を超える方法】http://amzn.to/gJniMK
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以上、参考まで。

その他、参加経営者間の「絆」、会話で語られる「本音」、
京都で受けたおもてなしの「心」、セッション中の登壇者の「熱」、
栗城さんのお話に対してスタンディングオベーションした「感動」など
お伝えしきれないことは、たくさんある。

良い本に出会ったとき、「完全に消化できない箇所がたくさんある」
「自分との対話が活性化する」という特徴があるが、そういう意味で、今回のIVSは最高の本だった。

現場にいた経営者の多くは、IVSで感じた「絆」「本音」「心」「熱」「感動」などを
数日経った今でも、消化しきれてないのではないか。そして、自分との対話が活性化しているはず。

これらの過程を経て、彼らが確認しようとしているものは、2つ。

「何を成し遂げるのか」という自らの理想とアクション
つまり、まだない未来。自分がつくる未来。

僕は、今回のIVSをきっかけに、すごい未来が見えた。
貴重な機会をありがとうございました。

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