起業家育成セミナー6(KLab真田さん)

Pocket

起業後、409日目。

先日、起業家育成セミナーの第6回目を行った。

今回は、KLabの真田哲弥さん。

真田さんは、10年に1度、大きな波に乗り、
そして、波そのものも作ってきたスゴイ人。

ダイヤルQ2、i-mode、多くの大波を捕まえた方の
経験とバランス感覚はスゴイ。

僕は、Haloを立ち上げる前の2008年に
真田さんの「なぜベンチャーは失敗しやすいのか」 という本を読んでいる。
今回、本の中での師匠に直接お会いでき、嬉しかった。

以下、真田さんのコメント抜粋。

・ソーシャルは10年に1度の波。ゴールドラッシュだ
・ベンチャーの王道は、圧倒的な先行逃げ切り
・大手は、様子を見てから資金力&改良でひっくり返す
・今後は、クロスプラットフォームの時代
・ソーシャルは、能動数の2乗で会員数が増える
・ゴールドラッシュが起こった際には、
ジーンズやつるはしを販売するような周辺ビジネスにも着目すると良い
・ゴールドそのものを追いかけるハイリスク・ハイリターンな事業と
その周辺ビジネスで手堅く商売するミドルリスク・ミドルリターンの
事業をバランスよく走らせると、良い

「なぜソーシャルがくるのか」「なぜ今参入すべきなのか」
「どのような形で参入すれば良いのか」非常に参考になった。

しかし、私が本当に真田さんがスゴイと思うところは、
その経験でも先見の明でもない。

「なぜベンチャーは失敗しやすいのか」の中でも書かれているが、
ベンチャー企業の成否は、「いかに魅力的なビジョンを掲げ、
優秀な人間を集められるか?」という点にかかっていると思う。

真田さんの本当にスゴイところは、あの屈託のない笑顔と
ワクワクする語りによって、人・金・情報を集めてしまうことだと思う。

本やWEB上の記事ではなく、実際にお会いして、そう思った。

一旦、6回を数えた起業家育成セミナーで感じたことについて、
年末に「途中報告」という形で、僕なりに総括したいと思う。

「ビジョナリー・カンパニー」ほどのサンプル数と精緻さはないが、
6名の経営者にお会いし、見て、聞いて、感じた内容には、それなりに価値があると思う。

十人十色、色々な経営者がいるけども、

「成功する経営者の共通点って何?」
「成功って何?」                       など

僕は評論家ではないので、自分がアクションすべきことに焦点を合わせる。

Pocket