会社の看板

Pocket

起業後、291日目。

最近、既存のお客様から、別のお客様をご紹介頂くことが、少しずつ増えてきた。

「うちはハロを使ってみたけど、良かったよ。
だから、おたくもどう?」

と薦めて頂く。

この場合、推薦を受けてから、訪問・提案に上がるので、
弊社への信頼度がとても高い状態から商談がはじまる。

ここ1年、

「ハロって何者?」という信用ゼロのところから、
「そこをなんとか!!」といった感じで、お取引を開始させて頂いてきた。

「断られてからが、勝負」だと思ってやってきた。

だから、

最初から信用頂けるなんていうことは、奇跡に思える。
「有り難い」という言葉では足りない。

起業する前、諸先輩方に「矢野くん、会社の看板外すってことが、どういうことか分かってる?」と忠告頂いたことが多々あった。

そのときは、
「分からないけど、その状態に興味あります」という心境だった。

今、忠告の内容を噛み砕いてみると、
「今、君が仕事をとれるのは、今の会社の信用があるからで、
その信用は、君がつくったものではなくて、会社の先輩方がつくったものだよ。
それがゼロになったら、そう簡単に仕事なんてとれないよ。どうなっても知らないよ!」

という警告だった。

1年ですごく良く分かったのは、

ゼロから信用を築くのは、大変。
リスクも大きいので、危険。
どうなるか分からない期間が長いので、怖い。

しかし、

ゼロから信用を築けたら、最高の充実感が待っている

ということ。

「会社の看板外すってことがどういうことか、分かってる?」

と問うた後に、

そのリスクとリターンが、両方語れる大人はカッコ良いと思う。

「おどす」大人が大勢を占めるので、

「けしかける」大人代表であろうと思う。

「あのオジさんと話すんじゃありません」
と陰で言われるような、危険なオヤジ道を歩みたい。

Pocket