起業後、139日目。
今日は、決済者の気持ち3。
前回、HALOにいらっしゃる営業の皆さんが、「とても淡白だ」というようなことを書いた。
その要因として、「Haloがいわゆる美味しいターゲットではないから」
ではないかという仮説を挙げた。
では仮に、「Haloがいわゆる美味しいターゲットになった」と仮定した場合に、
どんな営業の方・提案が頂きたいのか、本質を考えてみた。
結論から言うと、
「無礼なことを言ってほしい」
Haloが気づいていない本当の課題を正確に定義して、解決したいからだ。
恐らく、HALOが成長すればするほどに、社外にもYESマンが多くなる。
謙遜する人が多くなる。リップサービスをする人が多くなると思う。
例えば、
・「HALOさんの仰る通りです」
・「HALOさんにこんなことを言うのは、釈迦に説法ですが~」
・「いや~さすがHALOさんですね~」
こういうことを言う人達が増えるはずだ。
そういうことだけ言われても、何の意味もない。
むしろ弊害があると思う。
理由は、課題が課題であることが分からなくなる。
又は、課題の本来の大きさを測定しかねる可能性が高いからだ。
こういう営業の方に囲まれて、HALOが気持ちよくなってしまって、
課題を定義しそこなったら、多分HALOは潰れる。少なくとも、失速する。
だから、できる限り、無礼なことを言ってほしい。
例えば、
・「HALOさんが言うことは概ね仰る通りですが、この視点が抜けてますね」
・「HALOさんはきっと、次のフェイズでこういう壁に阻まれるでしょう」
・「○○という指標においては、HALOさんは同じ業界内でランク外です。ご存知ですか?」
こういうことを言われて、気分を損ねたり、最悪、取引しなかったりする
ような度量の狭い会社ではない。というか、絶対にそうしない。
HALOが成長できるチャンスだから。
そして極論、
発言の内容や提案内容も、正しいか間違っているかは大した問題ではないとも思っている。
重要なことは、思っていることを本心から伝えること、事実を伝えることによって、
「何が間違っていて、何が正しいのか」早期に両者で認識を共有することだ。
そのためには、相手を多少不機嫌にしたって良い。
そんなことは、短期的な些細なことだ。
僕が思うに、ダメな社内MTGも、「皆がうわべの発言を繰り返す」でMTGある。
ダメな家庭も、「親や子供の顔色を伺って、本心で会話できない」家庭である。
ダメな友人関係も、「本質を指摘しあわず、表面的な傷をなめあう」関係である。
一貫してそう思う。
だから、
Haloは、今も今後も、社内外問わず、
無礼者に囲まれて、やいのやいの言い合っている
そんな会社でありたい。
というわけで、
HALOにいらっしゃる営業の方々、もっと無礼な意見を頂けますでしょうか。
数年後、
「いや~あの頃の○○さん、ほんと無礼でしたね。
でもあの指摘のおかげで、今のHALOがあると思ってます。
○○さんも随分出世されましたね。それにしても、無礼だったな~」