起業後、971日目。今日は、「KLOUTスコアが高い企業は、何がちがうのか?」について。(本エントリーは、「SOCIAL GENERATION」へも寄稿しています)
前回のエントリーでは、「Kloutスコアとは何か?」について紹介した。
簡単に言うと、「Twitterにおける自分のアカウントの影響力が分かる」ツールだ。詳しくは、上記のエントリーを参照頂きたい。※最近では、FacebookやLinkedinへも対応し、ソーシャルメディア全般にその測定範囲を広げている。
今回は、このKLOUTスコアを軸に、有名企業のTwitterアカウントを100社分、徹底比較してみた。
なぜ、こんな面倒で細かい調査を行ったのかと言うと、顧客の皆さんが、具体的な運用方法を知りたがっているからだ。
ソーシャルメディアマーケティングの概念を語ったり、SNS上にアカウントを作ったり、単発のキャンペーンで満足する時代は終わったようだ。最近では、日々、手を動かす運用によって、成果を出していくことが求められるようになった。
にも関わらず、こんな声をよく聞く。
「Twitterアカウントの運用を続ける上での成功指標があいまいです。自己流の運用を続けているのですが、コレで合っているのかどうか?自信がなく、悶々としています」
「より具体的な」成功指標と「より具体的な日々の」運用が求められているのだ。
だから、「KLOUTスコアが高い企業は、何がちがうのか?」考察を行った。具体的な比較項目は、以下の通り。
KLOUTスコア/Tweet数/フォロワー数/フォロー数/被リスト登録数/被RT数/業種(大分類&小分類)/企業側からユーザーをフォ ローしているかどうか/企業からユーザーのTweetをRT or @などで対話しているか/Tweet内容はどのようなものか/Tweetする態度は、フレンドリーか否か/キャラ設定の有無/Tweet内容は自社の WEBサイトと連動してるか・リンク貼ってるか など。
調査対象の100社は、ツイナビの「ビジネス・経済」カテゴリに掲載されている企業の中から、有名な業種・企業を抽出した。同業種内でより細かく比較するために、一部の企業については、ツイナビに掲載されていなくても、ピックアップした。
以下、分かったことをサマリーでお伝えする。
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■KLOUTスコアの高い企業アカウントの特徴 5つ
1:継続的に有益なTweetができる業種
2:ユーザーと@を通じた「対話」関係を築こうとしている企業
3:Tweetの口調が、「フレンドリー」な企業
4:「対話」のネタ(コンテンツ)を作り、提供している企業
5:自社の宣伝ではなく、共感が得られるTweetを発信する企業
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以上、このようなことが分かった。
くわしくは、7月20日(水)にオプトさんと一緒にセミナーを行うので、是非、いらっしゃってください。KLOUTスコアに関する調査結果について、僕がお話します。
なかには、「そりゃそうだよね!」と思うような当たり前の結論もあるかと思う。しかし、100社分の日本企業のKLOUTスコアとその運用内容を根拠として、「分かる」のでは納得感がまるで違う。(根拠となった100社分の調査結果については、当日、お土産としてお渡しします)
「知る」のフェイズは終わっていて、「分かる」→「できる」が求められている。これからは、運用が勝負。本セミナーが、そのための一助になれば、とてもうれしいです。
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