起業後、47日目。
今日は、お世話になっている小林さんについて。
起業前に繰り返し読んだ本の一つに、「ロンおじさんの贈りもの」という本がある。
内容は、2期連続の赤字決算を迎え、困り果てていた若い創業社長のもとに、
経営コンサルと名乗る謎の老人が現れ、経営レッスンを施す物語。
老人の名前は、ロンおじさん。「お前さんは何も分かってないようじゃな」と言いながら、本質を突く指導をビシバシ与える。結果、その会社はV字回復の上、上場を果たす。
経営の本質が、起承転結のしっかりした物語の中に、ダイヤモンドのように散りばめられている、秀逸な本。
以上、本の内容。以下、本を読んだ後にHaloが起こしたアクション。
1:目標を明確にした
2:経営チームを作った
3:目標を共有した
4:マーケティングの基本を勉強した
5:戦略を考えるクセをつけた
多分、本を読んで感銘を受け、モチベの高い起業家なら、ココまでは誰もがやる。少なくとも意識はする。
Haloは、1~5にもう一つプラスした。
6:ロンおじさんを探す
探すにあたり、「ロンおじさんとは何か」明確にする必要があった。我々が考えるに、ロンおじさんの要件は以下だった。
1:起業を経験している
2:上場を経験している
3:本質を捉えることができる
4:それを他人に分かりやすく説明できる
5:心が広い
こんな人いる?
脳内データベースを検索してみた。
いた。
元オプトのCFO 小林さん
現在は、折りたたみ自転車ブランド”iruka”を起業している。
「イイね!小林さんが指導してくれたら最高だね!」
と、伊勢くんも盛り上がった。
が、引き受けてくれるかどうかは、全く分からなかった。
起業したirukaの事業ドメインは、インターネット広告代理事業からすると、「新規顧客に対して、新規サービス・商品を販売する」ドメインになる。
よって、成長戦略のセオリーで言うと、かなり難易度の高い部類である。恐らく、さぞかし大変であろうと言うことは想定できる。
そして、きっと忙しいだろう。もはや、ネットには興味がないかもしれない。。
でも、小林さんしかいない。
HALOは盛り上がると、あまり実現可能性を考えない傾向がある。
とにかく、お願いしてみることにした。
お会いして、パワーポイントで以下の一行を書いてお見せした。
「HALOのロンおじさんになってください」
結果、OKを頂いた。
男前すぎる小林さん(涙)。
ちなみに、「ロンおじさんの贈りもの」に出てくるロンおじさんは、
「自身が、主人公(若い創業者)の祖父に戦時中助けられた」という世代を超えた貸し借りの関係があった。
だから、ロンおじさんは主人公を助けに行ったのだ。
しかし、Haloと小林さんの間に、そのような関係はない。あっても、薄い。伊勢くんが納会メンバーでご一緒してたくらいだ。
にも関わらず、快く引き受けてくれた小林さんは、限りなく心が広い。
本当にありがとうございます。
自転車、買います。広めます。
HALOは、小林さんの力をお借りして、早急に経営思考力を高める。スピードを上げる。
うまいこと言うわけではないが、HALOは自転車に乗った。
小林さん及びirukaの自転車に興味持たれた方は、以下まで。
irukaの絵日記
⇒理念・ビジョン・ミッション・実現手段が、超イケてる。
日記も面白い。並の自転車屋ではない。