起業後、277日目。
先日より、HALO内で初の研修を開始した。
クリティカルシンキング研修。
ハロの採用基準の一つ、「地頭」を磨くためだ。
以下のステップで進めている。
ステップ1:課題図書([新版]MBAクリティカル・シンキング)を読む
ステップ2:ケーススタディの回答を持ち寄り、ディスカッション
ステップ3:日々の業務・プライベートの中で、意識的に実践する
以下、研修やってみて気がついたこと。
・イシュー(論点)を踏まえずに、回答や施策を考えだしがち
・むやみに既存のフレームワークを多用しがち
・相手の立場に立ててないことが多い
多数の弱点が露呈したハロメンバーだったが、今は、ステップ3を楽しみつつある。
照れくさそうに、
「イシューはなんだ!?」
「何が言えれば良いか!?」
「キーメッセージに80%の説得力があるか?」
「それはMECEか!?」
「HOW?WHY?TRUE?」
とか言って、ワイワイキャッキャするのがブーム。
以下、一例。
イシュー :「最近、○○さん(女子)は、利岡のことを好きになっているのではないか」
メインメッセージ:「○○さんは、利岡のことが好きである」
キーメッセージ :①○○さんから利岡へ送られる携帯メールの通数が、先月比1,5倍に増えた。
②○○さんから利岡へ送られる携帯メールの本文に、ビックリマークが多い。
③○○さんが利岡へ接する際は、常に笑顔である。
突っ込み①:「好き」の定義はなんだ?
突っ込み②:「最近」とは、具体的にどの期間を指すのか?
突っ込み③:ハートマークならまだしも、ビックリマークと「好き」は関係ないんじゃないか
突っ込み④:○○さんは、オレに接するときも笑顔だぞ。
突っ込み⑤:キーメッセージの証拠を見せろ(ケータイ見せろ)
突っ込み⑥:このキーメッセージじゃ・・・「メールが好きで、笑顔を絶やさない子」ぐらいしか分からないのでは?利岡が○○さんを好きなことは、よく分かった!
⇒実にバカバカしいが、楽しい。
成長期→成熟期へ移行しつつあるネット業界では、今後、ゼロベースでモノを考えられない会社や人は淘汰されていくと思っている。